【育児】叱ること、そして優しさの話

叱ること、優しいということ パパになって気づいたこと

こんばんは、ぼくしです。

叱るって難しいですね。子どもの理解度や、状況に応じて何をどう伝えるか、いつも迷います。

感情的になりすぎてもいけない、でも伝えないといけないこともある。。

ぼくし
ぼくし

今はどうせ言ってることわからないだろうし、叱るよりもよりのびのびと自由にやらせた方がいいのか…?と思う時期もありました。

先日実家に行った時には「お前は息子を甘やかしすぎちゃうか」と言われてしまいました。

そうか、もう少し厳しくしないとダメかも!!と気合を入れていたら今日、息子に「怒らないでよぉ〜」と泣かれてしまいました…。

確かに感情的になっちゃったかなぁ…。

バランスが難しいなぁ…

大人と子どもの違い

大人と子どもの違いは何か。

この答えのようなものを本で読んだことがあります。

その本の著者曰く、「線引きができるかどうか」だそうです。

やっていいこととやってはいけないことのラインや、ここまでならOKでここからはアウトというラインを弁えているかどうかとのこと。

いろんな区別や分別がつくことが大人としての必要なことのようです。

子どもの頃、よく親からは「ゲームは1時間まで」と言われました。

きっと、自分でここで終わらせる、という明確な線引きができなかったからこのようなルールがあったんだと思います。

ぼくし
ぼくし

今思えば1時間はですね…。FF7とかでセーブポイントが近くになかったりすると本当に困ります(今は自由にセーブ可能なゲームがほとんどだとは思いますが…)。

3歳になる息子も毎日「動画みたい動画みたい〜」と叫ぶので、ご飯食べ終わったら15-20分程度見せるということをやっています。

見せないと見せないで泣き叫ぶのでどうしたものかと思いますね…。線引きができるかどうか、というのはあながち間違いではないように思います。

きっと線引きできるかどうかが全てというわけではないと思いますが、大事にしたいと思います。

子どもを叱るということ

さて、区別や分別をつけられるのが大人であるとすると、親の役目はきっとこうです。

子供の区別や分別をつける能力をつけて伸ばしてあげること

勉強で細かいことを勉強することで選択肢を持たせてあげることも大切ですが、線引きの力も同様に大事だと思います。

では、区別や分別をつけさせていくには何が必要か。

それは、線引きの基準を教えてあげることであり、時に叱って教えることだと思います。

ということは、親自身が明確な線引きを持たないといけない、ということ!?

ぼくし
ぼくし

結局のところ、親の責任ということになるんですね…責任が重いぜ…

危ないものは触ってはいけない、道路の近くで遊んではいけない、言わなきゃいけないことは山のようにあります。

7歳までは神の子、とはよく言われますが目や手を離すと本当にいなくなってしまうと聞きます。

「男の子は小学2年生までは目を離すと死ぬよ」

そんなことを聞いたこともあります。

だからこそ叱るというのは重要な意味合いを持つことがあるのかなぁと思います。

うちでは、特にあいさつやありがとう、ごめんなさい、返事をちゃんとするようにだけは教えています。

いただきますやおはようございますをふざけて言わない場合は特に叱ります。

正直、この方針が正しいかどうかは分かりません。

でも、挨拶やお礼、ごめんなさいなどとちゃんと言える人になって欲しい。そう思います。

優しいだけなのは無責任なだけ

わたしは正直叱るのがとても苦手です。

できればやりたくないと思っています。優しくしていればいいじゃないか、そう思っていました。

子どもは親が全部自分で育てるものでもないと聞きますし、勝手に育つなんてことも聞きます。

息子は怒るとすぐ拗ねるので、あまり怒らず褒めた方がいいんじゃないか。そんなことすら思っていました。

そんなモヤモヤを抱えている時に、こんなことを師匠に言われたことがあります。

「心を寄せるのと相手に合わせすぎるのは違う」

「相手にこうあってほしいという理想を掲げず相手に委ねる指導者は、無責任だ」

人を導けない人は大体優しすぎる、相手に合わせすぎるのだそうです。

相手の理想を描いて、わがままであってもいいからその理想に相手を持っていくのが良い指導者なのだそうです。

父親が指導者なのかどうかは人それぞれだと思いますが、子どもを育てる存在である以上、それは指導者とも言えるのではないかと思います。

子どもにただなんとなく良くなってほしいと思っていた自分にはとても刺さる言葉でした。

ただ優しいだけなのは無責任なだけ、と言われた気がしてショックを受けました。

もちろん理想を押し付けすぎるのは良くないものの、全く理想を持たないのはまた違うのかもしれません。

ぼくし
ぼくし

自分の親がどうだったのかは分かりませんが、少なくとも何らかの理想を持ってくれていたのかもしれません。

親の責任を改めて感じた経験でした。

おわりに

相手の理想を描くこと、そしてその理想まで導くこと。

子育てに限らず仕事でも大事なのかもなぁと思いますが、難しいことだと実感しています。

「財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すを上」

東京都の復興に大きく貢献した偉人、後藤新平はこのように述べていたと言います。

子どもの教育も、後輩を育てることも、同じように尊くまた大変ではあると思いますが、だからこそそんな力をつけたいと思うばかりです。

子どもには良い人生を歩んでほしいと心から思います。だからこそ、時に叱って時に褒めて、これからもバランスに悩んでいこうと思いました。

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