【男性の育休】本当に後悔した育休の取得

パパになって気づいたこと

こんばんは、ぼくしです。

最近、色々と子育てに向き合い直す中でこんな図を見つけました。みなさんご存知でしょうか。

こども未来戦略リーフレット こども家庭庁より引用)

日本は今まさに子育て大航海時代、人口減少を防ぐために色んな制度や施策が考えられている時代のように感じます。

実際に、令和5年12月22日付のこども未来戦略には以下のような記載があります。

少子化は、我が国が直面する、最大の危機である。

こども・子育て政策の基本的考え方 (こども未来戦略 1ページ目)より引用

人口が減るということは働き手も消費する人も減るということなので、国も相当焦っているようです。

ぼくし
ぼくし

未来のない国に誰も希望を見出しませんし、投資もしません。本当にわたしも危機だと思います。

こども未来戦略を見る限り、こども家庭庁としては2030年までにどげんかせんといかんと考えているようです。

さらに最近のニュースでも男性育休の目標値設定が義務付けられることが決まったみたいですね。

上の図にも、男性育休取得促進、という記載があって頑張れこども家庭庁!!と思うばかりです。

ということで、備忘録として、記録として、2021年頃に育休を取ろうとしたパパの経験を今日は書こうと思います。

実際にわたしが経験したことですが、今後このような悪例が出ないように祈るばかりです。

男性の育休が取りづらい空気感

2021年某日。妻が産休に入っていた時のことです。

男性の育休取得、という言葉が少しずつ浸透してきた時代で、わたしも妻のために育休はぜひ取りたいと思っていた頃でした。

ただ子育ては未経験。どれだけ忙しいのか、大変なのかは想像しかできないという感じです。

また、育休をとっている男性が周りにはおらず、本当にとって良いのか?という空気を感じていました。

ぼくし
ぼくし

なお、まだ世間はコロナ真っ只中でした。リモートワークの是非が議論されている頃でした。

案件の数は当時多めで毎日忙しくしている頃でしたし、この案件を一度手放すのも迷惑かもという思いもありました。

そんなある日、上長に子供が産まれるから育休を取りたいんだと勇気を持って言いに行きました。

すると直属の上長は

ぜひとった方がいいよ。自分は子供が小さい頃に家庭の時間を持ててなかったのを後悔してる。

そんなことを言ってくれたんです。

取りたいと希望した期間は1ヶ月。やった!もうこれは確定やん!と妻に嬉々として報告して、育休を取る準備をしようとしていました。

「育休中でも仕事してよ」

ところが数日たったある日、部長から突然ミーティングしようと言われ対面で話し合うことになりました。

席に向かうと直属の上長と、マネージャー、部長がいます。

これは案件をどう移動させるかの話し合いかなぁ?なんて考えながら話し合いをしていると突如

ぼくしくん、悪いけど全部の案件を移動させることは難しい。

と言われました。

ぼくし
ぼくし

は???どういうこと???と心の中で思いました。

話をよくよく聞いていると、育休中にも仕事をしてほしいというトンデモないことを部長から求められたんです。

実際にそうやって仕事をしている人もいたよ、と前例も出されてしまい断るに断れない空気になってしまいました。

結局、自分の手元から離れた案件は半分より多め程度。あとの案件は育休しながらでも見れるでしょ、そんな感じでした。

妻からの冷ややかな視線

そしていざ息子が生まれてから、深夜にミルクをあげたりなんだりとしつつ昼間にパソコンを開ける毎日が始まりました。

自分も妻を助けたりしつつ、ミルクをあげたり、逆に妻のマッサージをしたりとやれることを黙々とやっていたつもりです。

ただ、パソコンを開いていると感じるのは冷ややかな視線。

「それ、育休やないで?ちゃんと取ったんちゃうんか??」

ごめん、案件全部は移されへんって言われてしもうてん!と謝るも、妻は終始不機嫌でした。

ぼくし
ぼくし

自分自身も、なんでこんな事になってしまったんだろう…と心から妻に申し訳なかったですし、部長に対して憤りを感じていました。

正直、妻への申し訳なさを感じながらも、仕事はしなきゃいけないよねという気持ちもまた残ってはいました。

仕方ない。そう自分に言い聞かせてしまっていたと思います。

仕事と家庭、どっちが大事なのよ!

今思えば、育児がどれだけ大変なものかがわかっていなかったからこのような選択をしてしまったのだと思います。

また、「仕事と家庭、どっちが大事なのよ!!」というベタなセリフがありますが、自分の中でどっちを優先するか決断できていなかったのも原因の一つです。

仕事も家庭もどっちも出来るだろう!まぁなんとかなるだろう!という中途半端な気持ちでした。

ただ、実際に中途半端になってしまった当時の後悔は今も拭えきれていません。

ぼくし
ぼくし

家庭が大事だったのなら、「いやです。仕事全部一旦動かしてくださいよ」と自己主張すべきでした。

育休(?)から復帰してから総務のおばちゃんにもこう言われました。

「ぼくしくん、悪い前例作っちゃったねぇ。今後こういう例が出ないようにしてね〜。」

後輩にまで悪影響を及ぼしてしまったのか。そう思うとなんだかとても情けない気持ちになりました。

この経験から、この会社の空気を変えないと意味がない、そう思うようになりました。

おわりに

あれから数年。今や、男性の育休取得がより叫ばれている時代です。

今度、自分の子供がまた産まれるときがあったら、

意地でも全部の案件をほっぽり出して全力で家庭に力を注いでやると決めています。

そして、2度とこのような思いをする人が出ないようにしたいと思います。

もしまた案件を全部移動させられないとか、あーだこーだ言ってきたら辞めてやると本気で思っています。

個人的な考えですが、仕事より育児の方が100億倍大事だと思っています。

目の前の仕事は会社レベルで大事かもしれませんが、国レベルで言ったら育児の方が大事なんです。

そんな怒りのエネルギーをぶつけて今日は終わろうと思います。

育休の取得に悩んでいるパパがいたら「つべこべ言わずに最低1ヶ月とれ」と言ってあげてください。

ぼくし
ぼくし

それが長い目で見て家庭を円満にする秘訣だと思いますマジで!!

そして

育休の取得を邪魔しようとする輩は誰であろうと叩きのめす。

そんな想いで今いる自分の環境の空気を変えれるようこれから頑張ります。

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