【育児での気づき】エレベーターが見えるようになった日

パパになって気づいたこと

こんばんは、ぼくしです。

最近、わたしの大好きなゲームであるペルソナ3のフルリメイクが発売されました。

ギスギスしながらも目的を共にして敵に立ち向かうあの空気感、最高です。

ぼくし
ぼくし

みんなワイワイ仲が良いわけではないというのが、とても現実的で好きなのです。

ただ、PlayStationやXboxなどでしか展開されておらずプレイするためにはそれらの機体を買わねばならないという悲しい事態。

お小遣い制のわたしに3-6万円という大金を払う余地は無いのです。悲しい。

さて、そんなペルソナシリーズ(ペルソナ4)の中でこんな言葉が出てくるシーンがありました。

人はありのままを見るのではない。見たいものを見たいように見る。

ペルソナ4より引用

どうやら古代ローマの政治家ユリウス・カエサルの言葉にも同じような言葉があるらしいのです。

わたしも思い当たる節が山のようにあります。

例えばYouTubeなんてまさにそれで、見たいものだけを集めて自分のお気に入りチャンネルを作ったりしています。

旧TwitterのXも自分と同じような仲間をたくさんフォローすると、どこか意見が偏るなんてこともあるようです。

見たいものだけを見過ぎて他は何も見えていないということもあると思います。

ということで、今日は子供ができてはじめて自分の見えていなかったものが見えるようになった、そんなお話です。

エレベーターが見えるようになった日

まだ寝返りを打つくらいになってからでしょうか、息子と妻と3人で電車に乗って出かける機会がありました。

いつもは車で近場を運転して息子を連れ出していたのですが、電車に乗るということでベビーカーに息子を乗せていたんです。

ガラガラとベビーカーを押しながら、他愛ない話をしていつも通勤で使っている駅に向かいます。

そして、駅に近づいてある事に気がつきました。

息子をベビーカーに乗せている以上、エスカレーターで上の階にあるホームには行けないんです。

ぼくし
ぼくし

そうすると、、エレベーターか。あれ??でも待って、、エレベーターってこの駅のどこにあるんだ…?

一瞬考え込んで、でもエレベーターがどこにあるかがさっぱり分からず、思わず妻に聞きました。

「あれ?この駅ってエレベーターどこやっけ?そもそもあるっけ?」

そう言うと妻は呆れたような顔で「ここ」と指をさして教えてくれました。

こんなところにあったのか…!と心の底から驚きました。

もう何年も通勤やお出かけで使っているはずの駅なのに、エレベーターが見えるようになっていつもの駅とは違うような見え方になりました。

また、エレベーターに乗る人も見るようになると、ああ、こんなに子ども連れの人がいるんだなぁと周りのベビーカーまで見えるようになりました。

いかに自分が周りを見ていなかったか、見たいものしか見ていなかったかを痛感した出来事でした。

店員さんの気遣いが少し見えるようになった日

息子が自分でスプーンやフォークを使ってものを食べるようになった時もまた、見えるものが一つ増えたなぁと感じます。

自分で食べるんだ!と鼻息荒く一生懸命スプーンで掬っては離乳食を食べる息子。

ぼくし
ぼくし

スタイがいかに大切かをひしひしと感じ始めましたね…。

あちこちベタベタにしながらも成長を感じられるそんな時期にみんなで外食をしようということで外に出かけた時のことです。

いつものようにメニューを見ていると、店員さんがやってきました。

「お子様用のお皿やフォークはどうされますか?」

お願いします、と言うと、子ども用の食器1式を持ってきてくれたのですが、合わせてお水も持ってきてくれました。

ありがとうございます、と何の気なしにお礼を言ったその時、店員さんの行為に目がいきました。

子どもの手には届かない程度の距離に、子ども用のコップに入れたお水をそっと置いてくれたんです。

あ、これは息子が手を動かして水をこぼさないように置いてくれたのか、と気づきました。

息子がまだうまく自分でご飯を食べられない事を察して、水もうまく飲めない事を予想して、絶妙な距離に水を置いてくれる気遣い。

心から感動しました。

子どもができてなお視野が狭い自分には120%いや1200%出来ない気遣いだなぁと感じました。

こんな気遣い当たり前だよ、なんて仰る方もいるかもしれませんが、

こんな事普通はできない!!

と声を大にして言いたいです。

その気遣いの塊の店員さんには本当に感謝しています。

おわりに

こんな経験があってから、子どもがいると視野が広がるなぁと日々感じています。

日々気づきがあって反省できるのが個人的にはとても嬉しいです。

過去気づけなかった気遣いに今になって気づけるだけでも、一歩マシになったやん!と思えるからです。

そして、気づいてからその気遣いを妻だったり息子にしてあげられる父親ってちょっとかっこいいのでは…?なんて思います。

ぼくし
ぼくし

日々マシになっていければ、いつかは少しくらいかっこいい父親になれるんじゃないか、という希望を持って日々生きてます。

以前ある方の公演を聞いてとても心に沁みた言葉がありました。それは、

最終学歴よりも最新学習歴の方が大事だよ。

という言葉です。

いい大学に入ったからOKというわけでもなく、父親になろうがなんだろうが日々学び続けることが大切なんだと思います。

というわけでまた明日も少しマシな父親になれるよう、学びを続けたいと思います!

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