【こども医療電話相談】子供が夜中に痛がって泣き出した

パパになって気づいたこと

こんばんは、ぼくしです。

夜中、子供が急に痛いと言って泣き出した時、みなさんならどうするでしょうか。

きっと大抵の人は頭の中がパニックになると思います。どうしよう!?となると思います。

以前、夜中に突然、息子が大声をあげて「痛い!!」とわんわん泣き出したことがあります。

遊んでいて母親の背中から落ちた後、急に腕を押さえて大泣きをしたんです。

当時の私の心中はこんな感じでした。

「これはもしかしてやばいやつか?骨が折れたのか?どうすればいいんだ?くぁwせdrftgyふじこlp」

こんな時に、本当に助けになるのが #8000 という電話番号です。

子ども医療でんわ相談」という厚生労働省が行っている事業で、子どもの症状について相談ができます。しかも夜中でも繋がるというもの。

この電話番号に本当に救われました。今回はそのお話をしようと思います。

大声で急に泣き出す息子、途方に暮れるパパ

ある夜のこと。いつも我が家は布団で寝ているのですが、布団の上で妻と息子が戯れあっていました。

男の子は危ないことをしたがる生き物のようで、四つん這いになっている妻に乗って布団に落ちる、という遊びをしていました。

登っては落ちて笑い、登っては落ちて笑い、よしそろそろ寝ようかなと思った矢先事件は起こりました。

「痛い!!痛い!!」

落ちた瞬間に息子が腕を押さえて大泣きしたんです。

どこが痛いの!?と筋肉を触ってもそんなに痛がる様子でもない。でも触られることを嫌がります。

え、どうしよう。骨折れた?え、え、ど、どうしよう。こんな夜遅くじゃ病院もやってないよね?というかどの病院にかかればいいんだ?!

しばらくすると息子は泣き止むもののずっと腕を押さえています。

骨が折れたら多分腫れるよなぁと腕を見ましたが特に異常はない。筋肉がおかしいのかなと上から押してみてもあまり反応はない。

骨折だったらもっと泣いてるか、じゃあ関節か?と腕を曲げようとすると「痛い!」と泣きました。

ただ、腕を曲げさえしなければ痛くないようだったので、大丈夫かなぁと思い見ていると泣き疲れて息子は寝てしまいました。

こども医療でんわ相談に出会う

息子は腕を押さえたまま寝息を立てはじめました。

でも、ちょっと身体を動かそうとすると「うっ」と顔をしかめる様子。どうする…。

ひとまず何が起きたかをグーグル先生に聞いてみたところ、該当しそうなものを発見…!

「肘内障」

全く知らない単語が出てきました。どうやら「腕が抜けている」状態らしい。

勝手に治ることもあれば、整体で治すこともある、、いろんなページを見ると様々な見解が載っていました。

医療は素人、どう判断したらいいかもわからない…と途方に暮れていた時に、ふと目に入ったのが「こども医療電話相談」でした。

(https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html より引用)

小児科医師や看護師に相談できる!?しかも厚生労働省の事業!?

気分は暗雲立ち込める空から一筋の確かな光が差し込んでいるよう。迷わず電話を取り、かけてみました。

しかしすぐに繋がるようではないようで、5分、10分と時間は過ぎていきます。

時間を置いて、最初の電話から30分経ったくらいでしょうか、掛け直したところ、ようやく看護師さんに繋がりました。

「どうされましたか?」

その優しい声にわたしはとても安心しました。しかも気遣いもしてくれて思わず泣きそうでした。

事情を説明すると、救急で整体の病院に行ってもいいし、明日病院に行ってもいいとのこと。

しかも、ここなら対応してもらえるという病院まで紹介してくれました。

さて、どうする。

どうするかあたふたして、グーグル先生に問い合わせたりで深夜1時になっていました。

今日病院に行く?それとも明日?

深夜の死んでいる頭で妻と話し合いました。

「明日でもいいんじゃない?ひとまず寝てるし」

「でも痛そうで、すごくかわいそうだよ」

そんな問答を繰り返し、わたしが半ば強引に連れていきたい!と言い、救急に連れて行くことが決定。

紹介してもらった病院に電話で連絡して、いつ頃に向かうかを伝えました。

そうして、車に眠気でぐずる息子と頭が死んでいる妻を乗せて救急科へと向かったのでした。

あれ?治ってる?

救急科に通してもらい、病院の先生を待合で待つことになりました。

息子は少し寝れたからか元気100倍になって病院を歩き回ります。しかも気になることが。

(…あれ?さっきまで痛いって言ってた腕、普通に曲げてない?

しばらくするとかなり若めの先生が診察室に入っていきました。

「あの先生かなぁ。宿直とか大変だろうなぁ。申し訳ないなぁ」思いを馳せながら待っていると呼び出しが。

病室に入って事情を説明すると先生は息子に「ぼくの手にタッチできる?」「バイバイできるかな?」と問いかけました。

その通りに腕を動かすのを確認して先生は言いました。

「肘内障って自然と治ることがあるんですよね。多分寝てる間に治ったんだと思います。」

「肘内障になってると腕を捻ったときに痛みが出るんですが、見る感じちゃんと腕が動かせてますし、大丈夫です。」

とりあえず先生に見てもらって、大丈夫だってわかって良かった…。

そして、肘内障は腕を捻れないということ、もう一生忘れないと思います。。。

病院を出て心からホッとして時計を見ると深夜3時。明日は仕事にならないなぁ…と思いながら帰路についたぼくしでした。

まとめ 夜中に子どもの症状で困ったら#8000

世の中にはこんなに素敵な制度があるんだ、そう思いました。

いくら色んな人がいろんな記事を書いていようが、信ぴょう性も何も素人には分かりません。

対処の方法から病院まで紹介してくれるプロに、深夜でも繋がるこの電話番号。今後も忘れないようにしようと思います。

#8000をHPに載せてくれていた方、電話に出てくれた親切な方、深夜の多分当時宿直だった先生、本当にありがとうございました。

厚生労働省のホームページによると夜間だけでなく休日も受け付けてくれるそうです。

夜間や休日、子どもの症状で本当に困ったら、#8000を押して相談してみてください。

色んなお父さんお母さんに届きますように。

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