こんにちは、ぼくしです。
皆さんは家計をどうされていますでしょうか。
共働きだとある程度家計を分けるか、全く一緒にするか、どちらかの方がほとんどなのではないかと思います。
私は完全な後者です。妻に家計を一緒にして管理を完全に任せて、お小遣い制になっています。
お小遣い制について話すと長くなるので割愛しますがこれだけは言わせてください。
お小遣い制はさておき、家計についてあまり自分が考えてこなかった故に反省した話をしようと思います。
「自分がもしもの時に家族はどうなるのか」
「家族がもしもの時に、子供はどうなるのか」
ちゃんとパパ自身がよく考えてないと、後悔しても仕切れないと思います。参考になれば幸いです。
FPさんに相談してみてんねん
ある日、妻からこう言われました。
「家のお金のこと、心配やからFPさんに相談してみるわー」
当時、家をリフォームすることになったので、1000万円を軽く超える金額をローンとして借りることとなったんです。
まぁ、返せないことはないやろうなぁ。と、私個人としては必殺の楽観主義でなんとも思っていなかったのですが、妻は心配だったようです。
そして、何回か個人レッスンのようなものを受けた後、妻にこう言われました。
「FPさんに変額保険勧められてるんやけど、どう思う?」
マネーリテラシーのマの字もない私は「変額保険」なるものを知りませんでした。そしてそもそも保険に大して思いを馳せたことがありませんでした。
「FPさんがぼくしにも説明してくれるらしいから、時間もらって話を聞いてみてよー」
そんなこんなで家計に向き合う機会を得ることになりました。
老後ともしもの時のこと、考えてます? by FPさん
FPさんに毎回1時間半程度時間をいただいて、話を聞く機会をいただけました。
どうやら最近KAT-TUNがCMに出ているマネードクターのFPさんだったようで、これまで6回か7回程度相談をしているのに全て無料だということ。
3回ほどお話を聞いて「老後資金のために、変額保険に入りませんか?」という提案をいただくことになりました。
FPさんによると、我が家の家計は比較的問題ない部類のようで、老後まである程度資金が残る設計になっているそう。
一方、今備えなければならないのは、就労ができなくなってしまったりした時。
極論ポックリ死んでしまえば良いものの、寝たきりなどになってしまうと仕事は出来ないのに、費用的にも時間的にも家族にかなり大きな負担がかかってしまう、とのこと。
そこで、就労不能になることに備え、かつ積み立てたお金を運用で増やせる機能を持った「変額保険」をお薦めされました。
ざっくり言えばFPさんに「老後ともしもの時のこと、考えてます?」こう聞かれたのです。
保険と初めて真正面に向き合って私はこう感じました。
「あかん、将来のもしものこと全然考えてへん」
冷や汗が止まりませんでした。
そしてリベ大に出会う
FPさんとの相談の後、保険のことよく学ばないといけないなぁなんて思いながら仕事をしていると上司から1件のチャットが。
「変な保険とか勧誘されてない?大丈夫?」
会社のチャットに最近FPさんに保険の相談してるんですよね、というチャットをしていたのを見て心配したんだそう。
「今いろいろ気づきをいただいている段階で、変な保険に勧誘されているわけではないです!」
そう答えると、上司から動画のリンクが一本送られてきました。
「この人の動画いろいろと参考になるから見た方がいいよ」そう上司は言ってくれました。
そこで素直に、リベ大の動画を10-20本見てみると、、、実際に本当に色々と学びがありました。
投資で気をつけること、お金持ちはどういう存在なのか、人生のスタンスなどなど。本当に面白いです。
「貯蓄型保険は、ゴミです」
こんな事を言っている動画も結構多く、過激な言葉だなぁなんて思っていた矢先、FPさんに紹介してもらった変額保険は、貯蓄型保険のひとつだったことに気づきました…。
何故貯蓄型保険が不要なのか。説明は動画でされているので割愛しますが、保険に対する考え方を学んだ自分はこう思いました。
「両学長(リベ大の発信者)は要らんっていうてるけど、ほんまに自分の家族に変額保険が要らんかどうか、考えてみよう」
自分に起きる最悪のシナリオを考えてみた
保険が必要かどうかは、ひとまずシナリオを考えてみないと分からん!ということで4種類のシナリオを用意しました。
- 35歳でポックリ死ぬパターン
- 55歳でポックリ死ぬパターン
- 35歳で就労不能になるパターン
- 55歳で就労不能になるパターン
また、両学長曰く「日本には素晴らしい公的保険がある」「会社によって制度も違う」とのことだったので、以下の点を考慮することにしました。
- 国は何を保障してくれるか(遺族年金や障害年金)
- 地域は何を保障してくれるか(地域ごとの特殊な制度)
- 会社は何を保障してくれるか(会社で保険に入ってくれているか、など)
- 今自分が持っている資産で使えるものはあるか(NISAや確定拠出年金)
詳細は割愛しますが、結果としては次のようになりました。
35歳ポックリパターン
子供が23歳で経済的に独立すると仮定すると、遺族基礎年金と遺族厚生年金で少しは手当が出る。死亡保険もあるため、家のローンも問題ない。
しかし、妻の老後の資金が貯められない可能性が高い。
55歳ポックリパターン
子供が23歳で経済的に独立すると仮定すると、遺族基礎年金と遺族厚生年金で少しは手当が出る。死亡保険もあるため、家のローンも問題ない。
確定拠出年金もNISAも運用で利回りが3%-6%であれば、十分暮らしがやっていける上、妻の老後の資金も万全。
35歳就労不能パターン
子供が23歳で経済的に独立すると仮定すると、障害基礎年金と障害厚生年金で少しは手当が出る。しかし、病院に通っていたりすると治療費でかなりの金銭的負担。
介護や医療費で家計の維持が困難になる可能性が高い。
55歳就労不能パターン
子供が23歳で経済的に独立すると仮定すると、障害基礎年金と障害厚生年金で少しは手当が出る。病院通いや介護が発生すると金銭的負担大。
ただ、それまでの投資で運用利回り3%-6%であれば、金銭的にそこまで苦労するとは思われない。
まとめ:若くして就労不能になったらアウト
結局のところ、若くして働けない状態(寝たきりなど)になるとアウトだということがわかりました。
「計算するまでもないやろ!」と言われそうですが、改めてシナリオで見てみるとそのアウト加減がより身近に感じられます。
シナリオを作るの、お勧めします。
また、簡単に触れましたが、シナリオを作る上では下記の4点を踏まえることが大事だと思います。
公的保険(障害年金や遺族年金)もありますし、地域によっては子供の扶養にかかるお金の補助も出してくれるそうです(年収制限はあるようですが)。
また、会社によって保険をかけてくれることもあるようです(生命保険やがん保険)。そして、NISAや確定拠出年金は本人が死亡した場合にどうなるかも知りませんでした。
①、④に関しての情報が本当によくまとまっているのは、リベ大の動画だと思います。分かりやすい上にめちゃくちゃ面白いです。
あとは、②を市のホームページで確認して、③は会社の総務に聞けば完璧ですね。
ちゃんと現状を把握した上で、保険が必要かを考えなくてはいけないと思ったぼくしでした。
後半に続く…
「若くして働けなくなったらアウト!んじゃ保険必要じゃん!」
そう思ったのですが、もう一歩踏み込んで考えてみようと思いました。
「若くして働けなくなる可能性ってどれくらい?」
…後半に続きます。
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