こんばんは、ぼくしです。
大人になるにつれて、褒められる機会って減るなぁと思います。
子どもの時はいい点数をとった、とか、何か出来るようになった、とかでいっぱい褒めてもらったのに。
今は仕事ができてもそんなに褒められることはほぼ無いです。美味しいご飯を作ると美味しいといってもらえるくらいでしょうか。
大人でも褒められたいなぁと思う今日この頃です。
大人になっても頻繁に褒めてくれるのはゲームくらいでしょうか。
ゲームって本当に楽しいですよねぇ。大人になってもハマっちゃいます。
ちょうどいい難易度で、何かを達成すると報酬をもらえる。上手くできてるなぁ。
でもよく考えたら(よく考えなくても)褒められているわけではないのか…?わからん。
というわけで今日は自分を褒めることについてのお話です。
褒められない中でどんどん自分を自分で責める人たち
今の時代、育児も仕事も家事もやって当たり前でしょ。
そんなことを言う人がいます。
ある意味で正解なのかもしれません。でも、みんながみんなそうとは限らないでしょ?と思います。
人によって背景は様々。いろんな事情を抱えて各家族は日々を懸命に生きているわけです。
家族によって夫婦の役割も変わります。我が家では私がキッチン周り担当、朝の清掃担当などをしています。
掃除の仕方もご飯の作り方も家庭により様々です。
妹の子どもは小麦粉アレルギーがあるとかで、そこを気にしながらご飯を作ったりしているそうです。
家族それぞれに背景があるのに「当たり前」なんて言葉は気軽にぶつけられないと思います。
まぁ人に言われたら知るか!と跳ね返せばいいだけなのですが、問題なのは自分が自分に対してそう思ってしまう場合です。
「今日もあんまり仕事に集中できなかったなぁ…子どもに時間使っちゃって…」
「周りに比べてうちは楽だけど、全然家事が出来てないなぁ…」
こんな風に自分で自分を責める方は案外多いように思います。
褒められることがほぼない中で、さらに自分を責めるなんて。。。
とんだドMさんですね…。
自分を責めて元気が出るなら良いですけど、だいたい自分で自己肯定感を下げてしまう気がします。
自分を認められない奴は人も認めないようになるぞ
と言いつつ、かく言うわたしも以前は、自分ができていないことに目を向けて自分で自分を責めるタイプでした。
いわゆる、0か100かで考えるタイプ。
100-1=0と考えてしまうくらい、何か少しミスすると全部ダメ!と自己否定していました。
自分が納得できるくらいまでやってないと、達成感を得られない感じです。
なので、ちょっとしたミスを見つけては自分はダメだなぁと自己肯定感を下げていました。
なんというか、自分は調子に乗ってはいけないんだ、ともうひとりの自分が押さえつけている感覚がありました。
そんな時に師匠にこんなことを言われたことがあります。
「なんで0か100なの。1ミスしても99はできたんだから出来たことにも目を向けなよ。」
「自分を認められない奴は、他人もそういう風に見るようになっちゃうよ」
この言葉をもらって、かなりハッとさせられました。
自分を自分で責めるのは、まだ人を巻き込んでいないからええじゃないかと思っていました。
が、他人まで否定するようになるのは本意ではないなぁ、と感じました。
自分を否定しがちな人は相手のことも否定しがちで、逆もまた然り。
子どもに対しても否定的になってしまうのは嫌だなぁと思います。
だからまずは自分の良いところを見つけて自分で褒めてあげるのが大事だと知りました。
そう実感してからは、自分のできなかったこともちゃんと見つめつつ、自分のできたこともちゃんと見つめるようにしています。
そうするうちに、少しずつ周りに対して良いところを見つけられるようになってきた気がします。
「今日は家事が中途半端に終わってしまった。。けど仕事は区切りをつけれたし、最低限の家事もこなせた!自分偉い!」
こんな感じです。100-1=0ではなくって、99を褒められる自分でありたいと思います。
もちろん、ミスしたところは反省して次に活かしますが、ほどほどの反省に留めています。
自分を褒める上でのポイント
自分を褒める上で、とても大事にしているのは「過去の自分との比較」です。
周りと比較しても仕方がないことばかりです。
だからこそ過去の自分に比べて今の自分が一歩でも成長したなと思えたら、それは褒めるポイントだと思います。
昔、師匠とこんな話をしたことがあります。
「竹と柿ってあるでしょ。竹は成長のスピードがすさまじいし、水筒とかに昔は使われてた。柿は成長は遅いけど、葉っぱはお寿司にも使われるし、木材は高級なんだよね。」
「ここまで聞いてさ、竹と柿って比較できると思う?」
もちろん比較できないです、と答えたところ
「そうだよね。他人と自分を比較するのって、竹と柿を比較するのと同じくらい意味ないことだよ。正しい比較っていうのは過去の自分と比較することだよ。」
と仰っていました。
過去の昔から一歩でも前に進んでいれば、それは成長で、褒めて認めるポイントです。
子どもが大きくなるにつれて悩みが変わっていきますが、その悩みが変わることすらも成長だと思います。
小さなことでも、昨日よりもこれが出来た、と思えるようにしていきたいです。
おわりに
要は、日々色々悩んで育児や家事、仕事をやってる人は総じて、偉いということです。
共働きしながら、子供の相手をして疲れ果てて寝ても、それだけ全力で1日を過ごした証です。
偉すぎる。
子ども育ててるだけでも天才!ご飯を食べれただけですごい!(コウペンちゃんみたい)
そうやって、自分がやれたことに目を向けて日々自分を褒めるのが大事だと思います。
今日は子どもを妻に預けて仕事に集中しましたが、そんな日があっても良いと思える捉え方が大切ですね。
まだまだ私も未熟ですが、父親として自分で自分を褒めて認められるように、そして子供のいいところをたくさん見つけられるようになりたいと思います。
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